Record China 2017年6月29日(木) 23時50分
拡大
米半導体ベンダー「ラティスセミコンダクター」は中国企業への売却を認めるよう申請している。資料写真。
2017年6月28日、参考消息網によると、米半導体企業の売却を米議員が阻止しようとしている。中国への技術流出を懸念しているという。
米ブルームバーグによると、米半導体ベンダー「ラティスセミコンダクター」はこのほど、米財務省に対して、Canyon Bridge Capital Partners Inc. による買収を認めるよう申請した。今回の申請で3度目となる。Canyon Bridge Capital Partners Inc. は中国系の投資企業だ。米議員の間には技術流出を恐れる声が高まっており、買収に関する審査はすでに8カ月以上にわたり続いているが、いまだに結論が出ていない。
現在、世界の半導体産業では買収、合併による再編が進められており、寡占化の傾向が強まっている。世界最大の半導体購入国である中国だが、いまだに強力な半導体企業を持ち得ていないのが現状だ。買収によってこの状況を打破しようとしているが、技術流出の恐れから米当局は懸念を強めており、認可が進まない事例が相次いでいる。(翻訳・編集/増田聡太郎)
この記事のコメントを見る
人民網日本語版
2017/6/26
Record China
2017/6/23
2017/6/22
2017/6/10
2017/6/12
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る