2008年4月28日、フランスのパリで行われた聖火リレーがチベット独立派などによって妨害を受けたことを受け、中国国内でフランス製品の不買運動が広まっている中、その矛先を向けられている仏大手スーパーチェーンの「カルフール」が、各地の新聞に半面の「イメージ回復」広告を打っている。浙江オンラインの報道。

カルフールは25日発行の地方紙「広州日報」に「われわれはこれまでと変わらず、中国の発展に積極的に参与します」とコピーを冠した広告を掲載。また、27日発行の地方紙「新民晩報」には「カルフールは北京五輪を祝福します」とした広告を掲載した。

また、一部報道によると、カルフールなどの企業が「チベット独立反対、北京五輪支持」の意思を表明したと、中国商務部の担当者が明かしている。(翻訳・編集/愛玉)