Record China 2008年4月28日(月) 22時4分
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25日、チベット独立運動家によるハイジャック事件後、当局は北京首都空港のセキュリティチェックを強化。空港は巨大露天市場のような大混雑に陥り、乗客からは、非難轟々である。写真はオープンしたばかりの第3ターミナル。
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2008年4月25日、チベット独立運動家によるハイジャック事件後、当局は北京首都空港のセキュリティチェックを強化したが、それにより空港は巨大露天市場のような大混雑に陥り、乗客からは、乗り遅れてしまうと非難轟々である。太陽報が伝えた。
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首都空港第2ターミナルビルは、毎朝7時半にはピークを迎える。セキュリティチェックのゲートには100mにもなる長蛇の列。焦りと不安で乗客は係員に詰め寄り、本来快適な空間であるはずの搭乗ロビーが、鉄道の駅よりも大混雑―こんな光景が、朝から晩までずっと続くのだ。
国内メディアの調査によると、第3ターミナルビル完成後、案内係員が減ってしまったため、毎日3000人もの乗客が右往左往。現在、北京発着の航空券には、どのターミナルビルから搭乗するかが明記されていないため、混雑を招くのだ。
テロ対策のため、セキュリティ強化は今やどの国の空港でも常識。ただ、空港は科学的に人の流れを計算して設計しており、安全強化を図りつつ、搭乗ピーク時には人の流れを分散させることだって出来る。結局、空港の管理不手際が露呈したということだ。
オリンピック期間中、首都空港は海外旅行客にとって最初の玄関口である。それがこんな状況で選手を迎えるようでは、海外メディアからの批判は避けられないだろう。(翻訳・編集/中原)
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