人民網日本語版 2017年7月6日(木) 22時50分
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中国鉄路調整・指揮センターの制御台のディスプレイには、中国新型高速鉄道「復興号」の運行位置、速度、けん引モーターの電圧といった各種運行データがリアルタイムで表示される。
中国鉄路調整・指揮センターの制御台のディスプレイには、中国新型高速鉄道「復興号」の運行位置、速度、けん引モーターの電圧といった各種運行データがリアルタイムで表示される。また、「復興号」の通過エリアの風速、降雨量、地震の有無などのデータもディスプレイに表示される。人民網が伝えた。
「復興号」は先ごろ、京滬高速鉄道の両端にある北京南駅と上海虹橋駅から、双方向で初運行した。中国鉄道科学研究院研究開発センター常務副主任、研究員の王俊彪氏は、「列車に異常が生じた場合、もしくは風速・降雨・地震の警報が出た場合、自動的にブレーキがかかるか停車するようになっている」と述べた。王氏は高速鉄道の安全保障システムの研究開発に長期的に参加しており、所属チームが開発した地震早期警戒システムは中国による発明品となっている。
中国の高速鉄道地震早期警戒の実践は、2011年に始まる。中国地震局と中国鉄道部(省)は2012年2月、戦略協力協定を締結し、中国高速鉄道地震観測・早期警戒システムの建設と技術の難関突破を共同推進することになった。研究開発チームは中国地震局工程力学研究所と中国鉄道科学研究院を担当部門とし、一連の高速鉄道地震緊急対策を初歩的に形成し、高速鉄道地震緊急処置標準を策定した。また高速鉄道などの重大プロジェクトの特徴を見据え、高速鉄道上限値警報(早期警戒)データ及び処置範囲の確定方法などを研究した。(提供/人民網日本語版・編集YF)
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