世界3位の欧州通信衛星企業、打ち上げに中国製ロケット使用を決定

Record China    2008年4月30日(水) 14時12分

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4月26日、米紙「ウォールストリートジャーナル」は欧州通信衛星機構が衛星打ち上げに中国の長征ロケットを使用することを決定したと報じた。中国の商業宇宙開発に弾みがつく決定となった。写真は武漢市で行われたロケット搭載物展示会。

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2008年4月26日、米紙「ウォールストリートジャーナル」は欧州通信衛星機構(ユーテルサット)が衛星打ち上げに中国の長征ロケットを使用することを決定したと報じた。環球時報が伝えた。

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ユーテルサットは世界第3位の通信衛星運営企業。従来は関連技術流出の危険性、安全性などの問題から中国製の打ち上げロケットを使用したことはなかった。同社は今後数年間で長征ロケットを用いて人工衛星9機を打ち上げる計画を有しており、中国の商業宇宙開発に弾みをつけることになる。

昨春、中国はミサイルによる人工衛星破壊実験を実施、宇宙開発技術の軍事転用が進んでいることを国内外に示した。アメリカ議会などを中心に中国の宇宙開発技術は軍事的脅威との認識が広がっている。(翻訳・編集/KT)

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