日本で殺害された中国人姉妹、最後の言葉は「ありがとうお父さん」―中国メディア

Record China    2017年7月17日(月) 15時30分

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神奈川県で遺体が見つかった中国人姉妹の父が、ありし日の娘たちについて口を開いた。写真は福清市。

2017年7月15日、杭州網によると、日本で殺害された中国人姉妹の最後の言葉は「お父さんありがとう」だったと父親が明かした。

神奈川県秦野市の山林で二つのスーツケースから遺体が見つかった。横浜市在住の飲食店アルバイト、陳宝蘭さんとその妹、陳宝珍さんであることが特定された。防犯カメラの映像から姉妹が失踪した前日に部屋を頻繁に出入りしていた日本人男性が事情を知っているとみて、警察は捜査を進めている。

福建省の地元紙・福州晩報は姉妹の父親である陳さん(福建省福州市福清市)に取材している。姉妹の友人からの連絡を受けて、娘たちが失踪したことを知ったという。2人は親孝行な娘でたびたび日本からプレゼントを送ってくれたほか、健康に気をつけてねなどのメッセージを送ってくれていた。失踪の前日も陳さんとビデオチャットしたというが、福建省の特産品を送ったという陳さんの言葉を聞いて「お父さん、ありがとう」と言っていたという。これが最後の言葉となった。

陳さんは現在、パスポートを作り日本を訪問する準備を整えている。娘たちがなぜ、どうしてこの世を去らなければならなかったのか、真相を知りたいと話している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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