著作権侵害でカラオケ約7000曲のデータを強制消去―雲南省

Record China    2008年5月1日(木) 17時27分

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30日、雲南省昆明市のあるカラオケ店が行政からの警告を無視しカラオケ楽曲の著作権を侵害し続けたため、省版権局はこのほど現場で違反データを削除した。資料写真。

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2008年4月30日、CCTV(中国中央テレビ局)が伝えたところによると、先日、雲南省昆明市のあるカラオケ店が行政からの警告を無視しカラオケ楽曲の著作権を侵害し続けたため、省版権局(著作権を監督する行政部門)は現場に出向き6964曲分の違反データを削除した。07年1月1日にカラオケ著作権保護活動が全国展開されて以来、中国国内で権利侵害データが強制的に削除されたのはこれが初めて。

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08年4月7日、省版権局は昆明市の2軒のカラオケ店に「行政処罰事前通知書」を送付。著作権を侵害している楽曲を通信カラオケの曲目からすぐに外すよう警告した。その後、1軒のカラオケ店は指定期間内に改善したが、もう1軒は違反行為を継続。そのため4月25日、省版権局は法に基づき、現場に赴いて著作権を侵害している6964曲分のデータを削除させた。

現在、国家版権局の協力の下、中国音像協会と中国音楽著作権協会はこのカラオケ店の国内チェーン店に対し調査を行っている。

省版権局の関係者によると、著作権を侵害しているカラオケ店経営者が閉店や合併で著作権使用料の支払いを逃れるのを防止するため、版権局では関係する行政部門に著作権に違反しているカラオケ店の管理と規制を強化するよう通達する予定。(翻訳・編集/YY)

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