<続報><手足口病>公表遅れ批判に反論、「SARS以来最も早い対応」―安徽省当局

Record China    2008年5月1日(木) 19時8分

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1日、阜陽市で多数の児童が腸管系ウイルスのエンテロウイルス71(EV71)に感染した事件について、安徽省衛生庁の責任者が、発症原因が断定されるまでの経緯について語った。写真は同市の幼稚園。

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2008年5月1日、現代快報によれば、阜陽市で多数の児童が腸管系ウイルスの病毒のエンテロウイルス71(EV71)に感染したことが連日報道されているが、政府機関による発症原因の断定までに20日以上経過しており、情報公開が遅かったのではないかとの批判が出ている。

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30日午後、安徽省衛生庁の馮立中(フォン・リージョン)報道副主任がインタビューに答え、今回の政府の対応について、「SARS以来、政府の対応は最も早いものだった」とし、3月31日から衛生部と衛生庁が専門家12名を阜陽市に集め、調査と診察を行った結果、4月23日、腸管系ウイルスのEV71だとの見解で一致した。

発症原因は特定されたものの、伝染病の情報は規定により即座に公開することができず、安徽省政府と国家衛生部に報告書を提出し、審査が完了したのは夜10時。当日中には衛生庁のウェブサイトに報告を掲載し、安徽日報、安徽テレビ局、安徽ラジオ局と衛生部主管の「健康報」に報告を通達。翌24日、各メディアからウイルス感染の情報が公開されることとなった。

伝染病の知らせを受けてから原因が特定されるまでに23日もかかったことについては、「発症原因の特定には多くの臨床サンプルを集めなければならず、調査と臨床実験には相応の時間が必要」だと指摘し、「最大限努力した結果」だとした。(翻訳・編集/岡田)

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