<中華経済>7カ月連続でCPIに「黄信号」、インフレ懸念続く―中国

Record China    2008年5月2日(金) 13時33分

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新華社が2日までに伝えたところによると、国家統計局がこのほど発表した07年2月−08年3月までのマクロ経済の過熱を警告する「マクロ経済景気予想警戒信号図」では、08年3月の消費者物価指数(CPI)に過熱気味を示す「黄信号」が灯った。

2008年5月2日、新華社が2日までに伝えたところによると、国家統計局がこのほど発表した07年2月−08年3月までのマクロ経済の過熱を警告する「マクロ経済景気予想警戒信号図」では、08年3月の消費者物価指数(CPI)に過熱気味を示す「黄信号」が灯った。CPIに黄信号が灯るのは07年9月以降、7カ月連続となる。

CPIの前年同月上昇率は、07年9月のプラス6.2%から08年3月にはプラス8.3%へとペースを速め、2月に続いて11年ぶりの高水準を維持した。

消費指標となる社会消費品小売総額(小売売上高)も3月は「黄信号」。財政収入は過熱を示す「赤信号」だった。

景気全体の過熱を警告する「マクロ経済景気予想警戒指数」は07年9月から12月まで「黄信号」だったが、08年1月以降は3カ月連続で安定を示す「青信号」。工業生産、固定資産投資、輸出入、工業企業利益、可処分所得、銀行貸出、通貨供給量(マネーサプライ)の各指標も「青信号」だった。(翻訳・編集/HI)

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