2008年5月2日、京時報によれば、北京五輪チケットの円滑な販売業務を確保するため、北京市公安当局が5月1日から、1か月以内に市内のダフ屋を一掃すると発表した。

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ダフ屋一掃への第一歩は、1日に北京市内の工人体育場で行われた、台湾出身の人気歌手、ジェイ・チョウ（周杰倫）のコンサート。開演3時間前から130名の警察官がダフ屋の摘発を展開した。

摘発行動に先立ち、北京市公安局の傅政華（フー・ジョンホア）副局長は各責任者に対し「今日の摘発は徹底的に行う。北京で違法なチケット販売を行う者は、天津に逃げても捕まえてこい！」と命令。私服警官が5人1組になり、会場周辺で一斉に行動を開始。約2時間の間に、30人以上のダフ屋を摘発した。

傅副局長は、今回の取り締まりをモデルに、今後市内で行われるコンサートやイベントなどで、ダフ屋の摘発行動を展開し、5月中にはすべてのダフ屋を一掃するとしている。（翻訳・編集/岡田）