Record China 2017年7月26日(水) 11時50分
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25日、韓国メディアによると、合同参謀本部の対応の遅れが原因で、韓国軍は2020年から最大8年間、近づいてくる相手が味方の米軍なのか、敵軍なのかを識別することができない状況に陥る可能性がある。資料写真。
2017年7月25日、韓国・JTBCによると、有事の際、米韓連合軍の作戦で最も重要かつ基本になるものは敵と味方の識別、つまりレーダーで敵と味方を区別することだが、合同参謀本部の対応の遅れが原因で、韓国軍は2020年から最大8年間、近づいてくる相手が味方の米軍なのか、敵軍なのかを識別することができない状況に陥る可能性がある。
米軍は電波などを用いて敵と味方を識別する「敵味方識別装置」を20年までにアップグレードする予定だ。日本や豪州など主要同盟国も同時に交換する予定だが、韓国「正義党」のキム・ジョンテ議員室によると、韓国軍は長ければ28年まで交換作業が遅れるとの事実が確認された。アップグレード前と後の装備は機種が異なり、お互いを識別することができなくなるため、味方の軍と同時に交換する必要がある。
米国は10年から交換計画を伝えてきたが、合同参謀本部は4年後にようやく検討を始めた。そのため、事業に遅れが生じてしまったという。防衛事業庁は今月6日に敵味方識別装置交換事業の遅延問題を含んだ監査情報文書を監査院に送付した。監査院は現在、合同参謀本部に対する監査を検討しているという。
これに対し、合同参謀本部は「米軍に交換時期の延期を要請している」と説明。また「作戦に支障が生じないよう米国と協議を行っている」と明らかにした。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「米軍機まで撃墜しようということ?」「敵を識別できなければどうやって戦う?あきれて物も言えない」「すぐに移民計画を立てないと」「合同参謀本部のせいで韓国という国が消えてしまうかも」など不安の声が相次いでいる。
また、「不正腐敗のせいで金がないのだろう」「国防部の不正腐敗勢力こそが国民にとっての一番の敵だ」「合同参謀本部の腐ったトップを清算しないと、韓国の自主国防は永遠に実現しない」など国防部の不正を指摘する声も多くみられた。
そのほか「兵役中に気付いた。韓国軍はごみで、上の人たちは無能の集まりだということに」「スパイと同等の処罰をするべき」「韓国軍らしいニュース。これくらいのことでは驚かないよ」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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