Record China 2017年7月28日(金) 5時10分
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26日、中国メディア・新文化報は「日本の主婦の現状が中国の主婦の未来になるかも」と題した記事を掲載し、中国の専業主婦の現状について伝えた。資料写真。
2017年7月26日、中国メディア・新文化報は「日本の主婦の現状が中国の主婦の未来になるかも」と題した記事を掲載し、中国の専業主婦の現状について伝えた。
中国にとって、専業主婦は新鮮な存在。近年経済の発展で専業主婦が増加傾向にあるが、まだまだ少数派。中国で専業主婦になるためには二つの条件を満たす必要がある。まずは夫の収入が一家を養える水準であること。さらに、近くに子どもの面倒を見てくれる人がいないことが条件となる。
中国は経済状況が良くなっているとはいえ、子どもの教育費に住宅ローンなど、経済的な負担は大きい。よほどの余裕がない限りはどちらかの親に子どもの面倒を任せ共働きするのが一般的。さらに、離婚した際の女性側の法律的な保障も不十分であるため、専業主婦のリスクは高くなってしまう。
一方、専業主婦の歴史が長い日本はどうだろうか。まず、日本は配偶者を持つ男性に対する税金面での優遇や、会社では家族手当を出すなど官民で対応が行き届いている。日本では社会における女性の地位は低いように見えるが、家庭における女性の地位は絶大。多くの家庭は女性が実権を握っており、中には家事の合間に習い事をする専業主婦もいる。
日本の現状が中国の今後であるケースは多い。経済の発展状況や高齢化問題などがよい例だ。では、中国の家庭も将来日本のような状況になるのか?。断言はできないが、少なくとも日本の現状はよい参考となるだろう。(翻訳・編集/内山)
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