あれもこれも中国とは大違い!日本との差は幼稚園からすでに生じている?―中国メディア

Record China    2017年11月29日(水) 7時30分

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25日、中国のポータルサイト・網易に、中国と日本との差は幼稚園から始まっているとする記事が掲載された。写真は日本の親子。

2017年11月25日、中国のポータルサイト・網易に、「中国と日本との差は幼稚園から始まっている」とする記事が掲載された。

記事は、「日本の幼稚園は教室が簡素な造りで、現代的な設備や高価な玩具は見当たらない」と紹介。他にも、教育面で日中の大きく異なる点を伝えた。

その1つが「大小さまざまなカバンを用意する」こと。「こうすることで子どもは、用途に応じて物を分けてしまうことを学ぶが、これが細かなごみの分別を煩わしくは思わないことにつながっている」と分析した。

2つ目は「子どもの送り迎えで親は手ぶら」であること。中国では送り迎えをする親や祖父母がすべて荷物を持ってあげることが多いが、それとは異なっていることを紹介。「かばんはすべて子どもに自分で持たせ、親や祖父母が持ってあげることはしない」とした。

3つ目は「自分で服を着替える」こと。記事は「日本の幼稚園では、子どもに自分で何度も服を着替えさせることで、自立性を学ばせる」とした。

4つ目は「運動会で1番の人はいない」こと。記事は「日本の幼稚園では団体戦ばかりで個人戦はなく、参加することを強調し個人を比較しない」と伝えているが、実際にはそれぞれの幼稚園の方針によるだろう。

5つ目は「年齢で分けない教育」。記事は、「幼稚園内では年長から年少までが一緒になって遊ぶことで、実際に兄弟や姉妹がいなくても、上の子を頼ったり、下の子の面倒を見たりする体験ができる」と説明した。

6つ目は「笑うことと感謝することを学ぶ」こと。記事は「日本の幼稚園は知識面での教育より、笑顔と感謝することの大切さが重視されている」と伝えた。

7つ目は「食育を重視する」こと。記事は、「中国の幼稚園では早く食べるよう促すが、日本ではゆっくりかんで、楽しく食べ、感謝の心と参加する意識を育てる」とした。

8つ目は「断食によって自己制御を学ぶ」こと。記事は「日本には断食療法がある」と紹介。「子どもも一緒に参加して我慢することを学ぶ」と説明したが、これも全体ではなく一部の子どもだろう。

9つ目は「大便について教える」こと。「大便と健康の関係について教え、トイレの仕方を1歳半の時から教える」と紹介した。

最後は「冬でも半ズボン」であること。記事は「薄着させることで健康的な体と強い意志を育てる」としている。

記事は最後に、「日本の教育と比較すると中国の教育は最も良いものを子どもに与える方法で、子どもたちが社会に出た時に自分では何もできず親の助けが必要になる。結果、仕事のストレスにも対応できない大人になってしまう」と、中国の教育の問題点を指摘している。(翻訳・編集/山中)

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