<北京五輪>テロ対策に向け、人民解放軍が実戦モードに突入―中国

Record China    2008年5月7日(水) 4時3分

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5日、北京五輪の安全を確保するため、人民解放軍の五輪安全保障任務部隊が実戦態勢で準備を進めていることが明らかになった。写真は人民解放軍の陸・空・海軍。

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2008年5月5日付「中国新聞社(電子版)」は、北京五輪の安全を確保するため、現在、人民解放軍の五輪安全保障任務部隊が実戦態勢で各準備を進めていると報じた。北京五輪安全保障業務協調グループが、同新聞社の取材で明らかにした。

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同グループ軍隊工作部の田義祥(ティエン・イーシアン)部長によると、人民解放軍は北京五輪の安全保障業務に参加するという。五輪開催中、北京市および市外にある競技区域の上空安全、臨海区域の海上安全、NBC(核・生物・化学)テロの防止・対処など、主に7項目の任務に当たる意向を明らかにした。

また、反テロは安全保障の重要な任務。NBCテロ対策が一つのカギとなる。田部長によれば、五輪の安全保障で考えられる3つのリスクは、テロ攻撃、国内外の敵対勢力による妨害工作、公共の場で起きる突発事故だという。そのため05年初めから、五輪安全保障任務部隊は関連の準備作業を進めてきた。

北京五輪を間近に控え、部隊の訓練は実戦モードに突入した。様々な事態を想定した訓練を行うなど、相互連携力の強化に努めている。(翻訳・編集/SN)

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