<聖火リレー>「暴力事件の中国人留学生に懲役10年」と報道―韓国英字紙

Record China    2008年5月7日(水) 20時59分

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2日、韓国の英字紙「JoongAng Daily」が、ソウルの北京五輪聖火リレーで暴力事件を起こした中国人留学生に、「韓国民族の自尊心を傷つけた」ことを理由に懲役10年の刑が言い渡されたとする記事を掲載した。写真はソウルの北京五輪聖火リレー。

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2008年5月2日、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと韓国紙「中央日報」が提携する英字紙「JoongAng Daily」が、ソウルの北京五輪聖火リレーで暴力事件を起こした中国人留学生に、「韓国民族の自尊心を傷つけた」ことを理由に懲役10年の刑が言い渡されたとする記事を掲載した。中国の大手ポータルサイト「網易(NetEase)」が6日付で伝えた。

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記事によると、李明博(イ・ミョンバク)大統領は暴力事件を起こした中国人留学生をソウル警察に逮捕させ、中国が謝罪しなければ駐韓国中国大使を追い出すと語った。ソウル警察の発表によると、この中国人留学生は釜山市内の大学に通う陳黙(チェン・モウ)、21歳。聖火リレーが行われた4月27日、中国国旗の旗竿で49歳の韓国人男性に殴る蹴るの暴行をし、通行人に瓶やブロックを投げ付けた。

記事ではまた、今回の事件は「韓国人の最も敏感な神経に触れた」と指摘。それによって、韓国の前政権が中国に過度にへりくだっていたことに対する民衆の鬱憤が爆発したのだという。李新政権では、中国との関係より日米との関係を重視すると明言しており、こうした背景も今回の事件に対する激しい抗議行動の後押しになったのではと伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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