2008年5月7日、司法部ウェブサイトによれば、司法部の陳訓秋（チェン・シュンチウ）副部長は5日、各級司法行政機関が反黒社会キャンペーンを推進するとともに、刑務所や労働教育所（非刑事罰による受刑者を収容）における更正教育や黒社会性を帯びた組織の犯罪取り締まりを、これまで以上に強化していくことを明らかにした。

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今年から反黒社会キャンペーンが中国全土で展開されて以来、各級司法行政機関による法制の宣伝活動や、弁護士の刑事弁護の指導、黒社会にかかわる犯罪者の収容施設の労働教育、刑務所や労働教育所の安定した運営などにより大きな成果が上がり、反黒社会キャンペーンの徹底が図られることになった。

陳副部長は、収容先での黒社会の再組織化などが起きないよう、各級司法行政機関が厳しい態度で管理の徹底を続け、脱獄などの重大事件を未然に防ぎ、収容先の安全と安定を確保していると話し、受刑者の更正教育をすすめていく一方で、黒社会のかかわる犯罪に対する法制を強化し、社会的教育の面でも反黒社会キャンペーンをすすめていくとしている。（翻訳・編集/岡田）