Record China 2008年5月8日(木) 22時6分
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3日、さまざまな紆余曲折を経て公開となった話題の映画「靖国 YASUKUNI」。中国国内で李纓監督がインタビューに応じたことを受けて、国内のネットユーザーがアンケートや掲示板にさまざまな反応を寄せた。写真は李纓監督。
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2008年5月3日、さまざまな紆余曲折を経て公開となった話題の映画「靖国 YASUKUNI」。同作は、日本芸術文化振興基金などの助成を受けた日中韓の合作映画。中国人の監督・李纓(リ・イン)氏が10年間に渡って撮り続けてきた靖国神社をめぐる記録映像とともに、靖国神社のご神体である「靖国刀」を製作した刀匠の映像を象徴的に用いながら、日本のアジア侵略の歴史や戦時中の「靖国精神」、日本社会が戦争に対して抱える複雑な心情を淡々と伝える作品として話題を呼んでいる。
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東京・渋谷のシネ・アミューズで公開された本作は順次、全国20館で公開される。このほど、李監督が中国の大手ポータルサイト「網易(NETEASE)」のインタビューに応えたことに伴い、同サイトが主催するアンケートや掲示板には中国ユーザーからの多くの反応が寄せられた。
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<アンケート>
■あなたは「靖国YASUKUNI」を見ますか?
見る66%(544票)
たぶん11%(92票)
見ない17%(140票)
わからない4%(36票)
■日中間にある最大の問題は何ですか?
歴史認識49%(371票)
中国の発展に対する日本側の焦り34%(258票)
アメリカの干渉3%(26票)
日中間のエネルギー源競争7%(55票)
領土問題4%(34票)
<掲示板へのコメント>
■未来への希望派
・日本人監督では撮りえなかった作品。この作品は日本人に歴史問題の再考、未来の展望への啓発を促し、近い将来、日本国民はこの外国人監督に感謝するだろう。
・日中間には感情ではなく、理性的・文化的対話が必要。
■日中友好不信派
・日中友好には少なくともあと50年かかるだろう。
・個人レベルはともかく、国家間の友好は永遠に不可能。日本の中国に対する尊重など、本当の意味ではありえない。
・交換条件と代価のない平和など白昼夢の中のものだ。
■監督への不信派
・売国奴!なぜ中国人が日本のドキュメンタリーを撮る必要がある?
・監督は民族主義に頼って人気を上げようとしている。(翻訳・編集/愛玉)
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2008/5/8
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