人民網日本語版 2017年8月16日(水) 19時10分
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北京市平谷区内でこのほど、2カ所の電気自動車(EV)用電池交換スタンドが操業を開始し、改良されたEVタクシー50台も同時に営業をスタートした。EVタクシーが同スタンドに入って電池を交換し、再び走り出すまでの所要時間はわずか3分という短さだ。
北京市平谷区内でこのほど、2カ所の電気自動車(EV)用電池交換スタンドが操業を開始し、改良されたEVタクシー50台も同時に営業をスタートした。EVタクシーが同スタンドに入って電池を交換し、再び走り出すまでの所要時間はわずか3分という短さだ。北京日報が報じた。
今回操業を開始したEVタクシー電池交換スタンドでは、電池パックを新しいものに交換することが可能で、交換後の走行距離は約220キロメートル。スピーディな電池交換を実現するため、2カ所の電池交換スタンドが同時に開業し、年内にはさらに2カ所がオープンする予定。電池交換スタンドは、実際の走行距離に基づき料金を徴収するシステムを採用しており、1キロあたりの電池料金は約0.2元(約3.3円)。
電池交換スタンドとEVタクシーを組み合わせて運用することで、タクシーの営業効率アップと充電時間の節約が期待できる。電池はEVの心臓部(動力源)であり、電池交換のスタイルは、電池の保護やEV本体の寿命延長に有利に働く。
タクシー運転手の張国城さんは、「これまではスピード充電でも1時間半、ゆっくりならば6時間から8時間かかったが、この電池交換スタンドを利用すれば、ものの3分で充電が完了し、節約した時間をお客さんへのサービスに充てることができる。また、電池交換スタイルは、走行距離に基づき電池料金が計算されるため、猛暑の夏でもエアコンの使用に気を遣う必要はなくなる」とコメントした。
今回営業を開始した50台のEVタクシーを加えると、平谷区内のEVタクシーの総台数は2012年以降、300台に達した。(編集KM)
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