BRIDGE 2017年8月18日(金) 10時30分
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中国の今年の国慶節連休は中秋節と重なるため、例年より1日長い8日間となる。中国経済網によると、国慶節連休中の海外旅行はすでに予約のピークを迎えており、旅行者の数は昨年の倍になる見通しだ。写真は京都・清水寺。
中国の今年の国慶節(建国記念日。10月1日)連休は中秋節(10月4日)と重なるため、例年より1日長い8日間となる。中国経済網によると、国慶節連休中の海外旅行はすでに予約のピークを迎えており、旅行者の数は昨年の倍になる見通しだ。
記事によると、中国では8月に入って以降、多くの旅行会社で海外旅行に関する問い合わせや予約が増加している。例年に比べ長い休みとなることから「より遠くに行きたい」と考える人が多く、遠方ではフランス、スペイン、イタリア、ロシア、スイス、英国、米国、チェコ、アラブ首長国連邦、ハンガリーが人気だ。また、中国が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」沿線国への関心も高いという。一方、近場で人気を集めているのはタイ、日本、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど。旅行予約サイト・驢媽媽旅遊網は現在の予約状況から、今年の国慶節連休の海外旅行者数は昨年同期の倍になると予想している。
なお、昨年の国慶節連休(10月1日から7日)で人気が高かった海外旅行先は韓国、日本、ロシア、タイ、台湾、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、フランス、シンガポールなどだった。日本政府観光局(JNTO)によると、昨年10月の訪日中国人客は前年同月比13.6%増の50万6162人に上った。(提供/Bridge・編集/Asada)
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