人民網日本語版 2017年8月23日(水) 17時0分
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北京市交通委員会は18日、「携帯端末を使ってオンラインで乗車券を購入するシステムについて、他の路線に先駆けて空港線で試行をスタートする
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北京市交通委員会は18日、「携帯端末を使ってオンラインで乗車券を購入するシステムについて、他の路線に先駆けて空港線で試行をスタートする。来年第1四半期中には、全線でオンライン乗車券購入が実現、QRコードを使った乗車が可能となる。乗客が携帯端末のQRコードをかざして乗車する方法でも、北京地下鉄共通カード利用の場合と同じ優遇措置が適用される」と明かした。北京青年報が伝えた。
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〇北京地下鉄空港線でオンライン乗車購入の試行スタート
8月20日より、乗客は「易通行」アプリをダウンロードして会員登録すると、空港線片道乗車券のオンライン購入が可能となる。出発駅を選択して、ネット発券機に携帯端末のQRコードをかざせば、乗車券が発券され、改札を入ることができる。9月20日までにアプリのQRコード読み取り機能が開通する予定で、乗客はその後、QRコードをかざすだけで改札口を通ることができるようになり、もはや駅で乗車券を購入するために列に並ぶ必要はなくなった。
〇利用客数が多い20駅で携帯端末による乗車券購入が実現
また、9月1日より、利用客数が多い20駅では、オンラインによる乗車券購入とオフラインでの発券が可能となる。具体的には、五棵松、西単、天安門東、天安門西、王府井、大望路、前門、西直門、積水潭、東直門、崇文門、北京駅、動物園、北京南駅、南鑼鼓巷、奥体中心(オリンピック・スポーツセンター)、奥林匹克(オリンピック)公園、北京西駅、国貿、十里河の20駅で、これらの駅にはセルフ乗車券発券機が設置される。
注目すべきは、乗客はアプリで乗車券を購入できるだけではなく、同時に降車駅のバスの情報や乗り換え方法を検索することができる点だ。
〇来年より地下鉄全線でオンライン乗車券購入が実現
北京市軌道交通センターの戦明輝・主任は、「2018年第1四半期中に、北京地下鉄全線および全駅で、携帯端末でのQRコード読み取りによる乗降が実現する見込み。初の試行路線となる空港線の全駅改札口は、携帯端末でのQRコード読み取りによる乗車に対応している。他の試行駅では、駅ごとに異なる機械が2台ずつ設置することになっている」と説明した。
北京地鉄公司運営四分公司の程光耀・副総経理は、「空港線では、試行前の準備がすべて整った。係員も、携帯端末によるQRコード読み取りに関する注意点をマスターしている。また、『易通行』アプリは北京軌道交通片道乗車券のネット乗車券業務公式サービスのプラットフォームであり、認可を受けて、北京地下鉄の乗車券価格政策を執行している」と話した。
〇オンライン乗車券購入は、当日しか利用できない?
当面、乗客は向こう30日間の乗車券をオンラインで購入可能で、同時に、駅に設置されているセルフネット乗車券発券機でチケットを受け取り、改札に入ることができる。今後は携帯アプリの乗車QRコードによって、直接改札口を通ることができるようになる。購入済みの片道切符で使用しなかったものは、利用日までなら返金手続きが行える。
〇乗車券の購入枚数に制限あり?
担当者は、「ユーザー調査の結果、利用客が多い駅もしくは重要な駅では、同時に複数の乗車券を購入したいという乗客がいる。アプリでは、1回につき乗車券を10枚まで買うことができる」と紹介した。
〇携帯電話の突然の電池切れは、QRコードによる改札に影響する?
乗客は、携帯端末に十分な充電残量があることを心がける必要がある。もし電池切れが起こった場合、乗客は地下鉄係員にその旨を申告し、臨時乗車券を発行してもらい改札を出なければならない。
その後、アプリを通じてカスタマーサービスに状況を説明し、乗車券購入代金の差額を調整してもらわなければならない。ただし、一部乗客によるキセル乗車行為を防止するため、このような事態に陥ることは年に1回か2回に留めておくべきだ。(編集KM)
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