野生パンダの死、登山者が発見―陝西省漢中市

Record China    2008年5月11日(日) 20時40分

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5月10日、登山愛好者のグループが今月2日、陝西省漢中市の長青華陽旅遊景区を散策中、野生のジャイアントパンダ1頭の死骸を偶然に発見。衰弱による自然死との見方が有力だ。資料写真。

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2008年5月10日、陝西省南部の漢中市洋県の山中で、散策中の登山愛好家のグループが野生のジャイアントパンダ1頭の死骸を今月2日に偶然発見。同省西安市の「西安晩報」が発見者の1人に当時の様子を聞いた。

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5月2日午前8時30分頃、同省に住む張さん(男性)は仲間ら10数人と漢中市洋県の「長青華陽旅遊景区トレッキング」に参加。出発後まもなく先頭を行く仲間から興奮した「パンダ発見!」の声がトランシーバーから聞こえた。張さんらが現場に急行すると、谷川に続く斜面に数頭のパンダが見え隠れしているのが肉眼で確認できた。しかし、あたりは一面草や木で覆われて見通しが悪く、何頭いるのかはわからなかったという。張さんは、そのうちの1頭が木に登っているのに気づき、20mの距離まで近づいて写真とビデオを撮影した。

さらに海抜2300m付近の谷川で、すでに死亡したパンダが川の中で横たわっているのを発見。連絡を受けた保護ステーションの職員が現場に到着し死骸を回収した。死因は衰弱による自然死である可能性が高いとのこと。現場周辺にはパンダの排泄物が多数発見されたという。(翻訳・編集/本郷)

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