南北戦争時代の司令官と同姓同名、米国で中国系アナウンサー降板―中国メディア

Record China    2017年8月25日(金) 12時10分

拡大

南北戦争で活躍したロバート・E・リー将軍像の撤去が米国で問題となっている中、そのリー将軍と同姓同名の中国系アナウンサーにまで余波が及び、番組から降板させられる事態になった。写真はアーリントン国立墓地。

2017年8月24日、中国新聞網によると、南北戦争で活躍したロバート・E・リー将軍像の撤去が米国で問題となっている中、そのリー将軍と同姓同名の中国系アナウンサーにまで余波が及び、番組から降板させられる事態になった。

銅像撤去について全米で激しい議論が繰り広げられている中、そのあおりを食らっているのは中国系のロバート・リーさん。スポーツ専門チャンネル「ESPN」でアナウンサーをしており、バージニア州シャーロッツビルで来月行われる大学フットボールの試合中継を担当することになっていた。

ところが、ロバート・E・リー将軍と同姓同名だという理由で、問題視されることを恐れた局上層部から、ペンシルベニア州ピッツバーグで行われる試合の担当に替えるよう指示されたという。

ESPNは今回の対応について「とても残念」だとしつつ、担当変更は日常的に行われることでもあると釈明。しかし、ネット上では過剰な対応ではないかとの見方が出ている。なぜならロバート・リーさんは中国系にしか見えず、ロバート・E・リー将軍とは似ても似つかないためだ。

なお、ロバート・リーさんのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)アカウントの書き込みによると、中国語を話すことができ、ESPNには2016年にパート採用されたという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携