Record China 2008年5月12日(月) 5時20分
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9日、台湾生殖医学会の委託調査で、結婚適齢期にある男女が結婚を望まない割合が、24%に上り、さらに40%の市民が「50歳以降は出産能力がぐっと下がる」事を正しく認識していないことがわかった。資料写真。
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2008年5月9日、中国新聞社の報道によると、台湾生殖医学会の委託調査で、結婚適齢期にある男女が結婚を望まない割合が、かつての16%から24%にまで増加し、さらに40%の市民が「50歳以降は出産能力がぐっと下がる」ことを正しく認識していないことがわかった。
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9日の「連合晩報」によると、台湾生殖医学会が「台湾地区民衆出産態度調査報告書」を発表した。25歳から44歳までの男女を対象に、1033人について調査したところ、結婚を望まない割合は24%にのぼり、4人に1人が「独身主義」であることがわかった。
年齢が30歳から35歳のカテゴリーでは、28%が近い将来結婚を望んでおり、22%が35歳から40歳までに結婚したいとし、23%が「わからない」「結婚は難しい」、26%が「結婚するつもりはない」と回答した。
また、出産適齢期の認識不足も明らかになった。台湾生殖医学会の黄健榮(ホアン・ジエンロン)副理事長によれば、出産に最適な時期は35歳前後であるが、市民はこの年齢についての知識が不足しており、仕事などを優先しがちで、出産計画は、望めばいつでも出来ると考えている人が多く、年齢を重ねるにつれ出産能力が下降するという事実がなおざりにされているという。
調査を受けた人の4割近くが「分からない」、もしくは「50歳以降にようやく出産能力が下降し始める」と認識しており、さらに75%が「40歳で妊娠率が半減する」と知っていたら、もっと早く妊娠を考えたとしている。(翻訳・編集/中原)
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