Record China 2020年2月14日(金) 19時20分
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台湾メディアの中央社は13日、韓国メディア・東亜日報の報道を引用し、新型コロナウイルス感染予防のために隔離されていた北朝鮮の官僚が、抜け出して銭湯へ行ったため銃殺刑に処されたと報じた。写真は中朝国境。
台湾メディアの中央社は13日、韓国メディア・東亜日報の報道を引用し、新型コロナウイルス感染予防のために隔離されていた北朝鮮の官僚が、抜け出して銭湯へ行ったため銃殺刑に処されたと報じた。
記事は、「北朝鮮は中国に接しているため、(新型コロナウイルスの)発生後からかなり緊張していた」と説明。1月30日には国境を封鎖し、それ以前に中国を訪問した者および中国人と接触した者は無条件で15日間隔離する措置が取られたことを伝えた。
続けて、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は、隔離期間中に指定場所を離れた場合、軍法で処罰するよう指示した。すべての政府関係者と北朝鮮に住む外国人は、無条件で遵守するよう命じられていた。しかし、2月初めに帰国した北朝鮮官僚がこの命令に背き、銭湯へ行った。発覚後すぐに銃殺刑に処された」と伝えた。
この他、国家保衛省の官僚1人も、中国訪問を隠した罪で降格処分を受け、農場労働に従事させられているという。
北朝鮮は現在、中国との国境を完全に遮断し、中国路線の運航を縮小している。多くの道路や鉄道も、遮断されたり通行制限が設けられたりしている。また、すべての外国人観光客の受け入れを禁止している。これまで北朝鮮内での新型コロナウイルスの感染例は発表されていないが、北朝鮮政府は12日、隔離期間を15日から30日に延長すると宣言した。(翻訳・編集/毛利)
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