<中華経済>初の大型旅客機製造に新会社設立―上海市

Record China    2008年5月12日(月) 11時33分

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11日、上海市で中国初の国産大型旅客機の製造を目指す国有企業「中国商用航空機有限責任公司」が設立された。米ボーイング社と欧州エアバス社が二分する大型旅客機市場への参入を目指す。写真は設立記念式典。

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2008年5月11日、上海市で中国初の国産大型旅客機の製造を目指す国有企業「中国商用航空機有限責任公司」が設立された。米ボーイング社と欧州エアバス社が二分する大型旅客機市場への参入を目指している。2009年の運行開始を目指す国産中小型機「ARJ21」も同社の管理下に入る。中国新聞社が伝えた。

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同社の資本金は190億元(約2660億円)で国務院国有資産監督管理委員会が60億元(約840億円)を出資して筆頭株主となったほか、上海国盛(集団)有限公司、中国航空工業第一集団公司、中国航空工業第二集団公司、中国アルミ、宝鋼集団有限公司、中国中化集団公司などが出資している。

中国は労働集約的な製造業中心の産業構造から脱却し、高付加価値のハイテク産業を目指すためさまざまな施策を展開している。中でも最先端技術の塊である航空業の発展は悲願とも言えるもので、「国家中長期科学技術発展改革綱要(2006-2020)」でもロケット、月探査と並ぶ16大重要プロジェクトに挙げられている。(翻訳・編集/KT)

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