Record China 2018年5月6日(日) 14時50分
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中国の習近平国家主席は4日、安倍晋三首相、韓国の文在寅大統領とそれぞれ個別に電話会談し、北東アジア域内の長期的な平和と安定のため協力していくことを確認した。写真は天安門広場。
2018年5月5日、中国メディアの参考消息網は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が4日、安倍晋三首相、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とそれぞれ個別に電話会談し、北東アジア域内の長期的な平和と安定のため協力していくことを確認したと報じた。
香港商業電台網や日本のNHKによると、日本の首相と中国の国家主席の電話会談はこれが初めてで、両首脳は約40分間協議し、4月下旬の南北首脳会談を経た「板門店宣言」をともに評価し、北朝鮮が非核化に向けて具体的な行動をとるよう、国際社会と協力して進めていることで一致した。安倍首相は「北朝鮮をめぐる情勢が大きく変わりつつある時、直接意見交換することは非常に有意義だ」と表明。習主席は「最近の日中関係の前向きな変化を表している」と述べた。
一方、韓国・聯合ニュースによると、習主席は文大統領とも同日に電話で会談した。「板門店宣言」に基づいて年内に朝鮮戦争の終結を宣言し、休戦協定を平和協定に転換すること、今後も緊密に連携することで一致した。習主席は南北会談と板門店宣言における文大統領の役割を評価。文大統領は習主席の継続的な支援、中国政府の積極的な関与が必要だと表明した。(翻訳・編集/大宮)
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