最も「反中」、日系の米太平洋軍司令官が駐豪大使に異動か―中国紙

Record China    2017年8月30日(水) 18時20分

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30日、中国紙・環球時報は「反中」として知られる米太平洋軍のハリス司令官が駐オーストラリア大使に異動する可能性が浮上していると伝えた。写真はホワイトハウス。

2017年8月30日、中国紙・環球時報は「反中」として知られる米太平洋軍のハリス司令官が駐オーストラリア大使に異動する可能性が浮上していると伝えた。

米メディアが29日伝えたもので、ホワイトハウスがこの人事を検討しているという。主要な同盟国を安心させ、トランプ政権のアジアチームを強化するものとの見方が出ている。

ハリス司令官は2015年5月に就任し、来年丸3年を迎え、通常は交代する時期となる。

環球時報は「日系米国人のハリス氏は一貫して中国に偏見を持ち、中国の南シナ海での正当な権益保護のための活動と島しょ建設を理由もなく非難し、日本の東シナ海での中国に対する挑発を積極的に支持してきた」と主張する。

日本メディアは今年5月、中国の習近平(シー・ジンピン)指導部がトランプ政権に対し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力を強める見返りとして、米中が対立している南シナ海問題などで対中強硬姿勢を示すハリス司令官を更迭するよう、中国の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐米大使を通じて要求したが、トランプ政権側は更迭要求を拒否したとみられると伝えている。

ハリス氏は米太平洋艦隊司令官だった2015年3月、オーストラリアでの講演で、中国による南シナ海での埋め立てを「『砂の万里の長城』を築いている」と批判している。(翻訳・編集/柳川)

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