韓国の動物保護団体、安楽死させた犬69匹の“保護”のため海外から募金集めか=「韓国の動物保護団体の本性が明らかに」―韓国ネット

Record China    2017年9月5日(火) 11時50分

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4日、韓国の動物保護団体の代表が、救助した犬を安楽死させた上で募金活動に利用した疑惑が持ち上がり、波紋が広がっている。資料写真。

2017年9月4日、韓国・ニュース1によると、韓国の動物保護団体の代表が、救助した犬を安楽死させた上で募金活動に利用した疑惑が持ち上がり、波紋が広がっている。

騒動の中心となったのは、韓国の食用犬農場から犬を救助し海外に養子縁組に出すなどの活動をしてきた団体の代表A氏。昨年7月から非営利民間団体の共同代表をA氏と共に務めてきたB氏がこのほど明かしたところによると、A氏は今年2月に保護した犬を30匹、4月には39匹を安楽死させていたという。この暴露に対しA氏は「救助した犬の一部に攻撃性の強いものがいたため安楽死させた。海外の動物保護団体の関係者と獣医のアドバイスに基づいて決定した」と釈明した。

またA氏をめぐっては、安楽死させた犬を使って後援金を集めたという疑惑も持ち上がっている。A氏は今年の初め、SNSで海外の動物保護団体と共に、国内の犬食文化を根絶し食用犬を救助するプロジェクトを展開、この活動を通じて救助犬それぞれのスポンサーも募集した。これには海外からスポンサーが集まり、募金は4カ月間で3000ドル(約30万円)以上に達したという。

これについて指摘を受けると、A氏は自分のフェイスブックを通じて犬の安楽死の事実を公開し、4月13日以降に入金された後援金を支援者に返還している。

ある動物保護団体の関係者は、今回の問題と関連し「一部の団体や個人の過ちのせいで動物保護活動全体に悪いイメージが生まれないか心配だ」と話している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「動物保護団体も反省の必要がある」「韓国の動物保護団体の本性が明らかになった」「動物を保護すると言いながら、支援金を受け取って使っている人間が、動物を愛していると言えるのか?」「金に目がくらんだごみのようなやつだ」など、疑惑の動物保護団体とその責任者に批判の声が寄せられた。

また、「安楽死は法律で禁止すべき。養子縁組ができない時は去勢すればいい」と、安楽死には反対とする意見がある一方、「犬にとっては安楽死の方がいいのかも…」とのコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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