Record China 2008年5月14日(水) 23時17分
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10日、北京市が五輪会場として選ばれた7年前から撮影を開始したドキュメント映画が完成した。劉翔ら五輪選手の練習法にも触れるこの作品、6月に公開予定だ。写真はドキュメント映画撮影時の様子。
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2008年5月10日午後、カメラを載せたクレーンが、北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」(北京国家体育場)の上空で弧を描いた。カメラは「鳥の巣」の全景を捉えると同時に、7年かけて制作された北京五輪開催までの日々を追ったドキュメント映画「築夢2008」の撮影が終了した。本作品は6月の国際スポーツ映画週間で放映されるという。京華時報が伝えた。
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「築夢2008」は北京が五輪開催地として指名されると同時にクランクイン。「鳥の巣」のデザイン、設計から完成までの時間経過を軸に、4組の登場人物の物語が語られる。顧●(「竹」+「均」)(グー・ユィン)監督によると、4組のうち、1組はハードルの劉翔(リウ・シアン)選手と孫海平(スン・ハイピン)コーチの物語だ。
孫コーチは110mハードルの10個のハードルのうち、前3つのハードルだけを重点的に練習させた。なぜなら劉選手の弱点は前半にあるからだ。「ハードルを5つ並べても構わない。だけど、3つをうまく越えろ」。このように、カメラは練習の方法までも映し出す。しかし、監督は「練習には多大な時間やエネルギーが必要。簡単に真似できるものではない」という。
この7年で「青年から中年に変わってしまった」と語る監督。費用や人的な問題など度重なる困難に当たり、「辛いこともあったが、何とか乗り越えてきた」と感慨深げに語る。苦労を重ねたこのような映画、「二度と撮影する勇気はない」という。(翻訳・編集/小坂)
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