ボランティア解説員は仕事が辛いわりに給料も出ないが、朱さんは「定年後は自分の好きなことやりたかった。博物館に来なかったら、老人合唱団に入っていたかもしれない」と話す。優れた解説をしようとしたら、決まった説明を覚えるだけでは全然足りないので、大量の本を読まなければならなかったという。そんな彼の読書リストには、「中華文明史」、「A Global History」、「中国陶磁」、「中国書画」、「中国古代建築」など様々な分野の書籍が挙げられている。このほかにも、彼は専門家の講座もよく聴講しに行き、常に新たな知識を取り入れようとしているということだ。
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