2008年5月12日、広東省衛生庁は記者会見を開き、手足口病流行の現状について発表した。12日時点で広東省では感染者1万4800人が確認されている。これまでに7人が死亡した。羊城晩報が伝えた。

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衛生庁によると、広東省での感染者数は今月2日より急増したが、8日には沈静化した。感染者の89％が5歳以下の幼児となっている。感染はほとんどが散発的なもので集団感染は少ない。発生地域は省内の21市119県区に広がっている。

6、7月が手足口病流行のピークとなるため、広東省でも今後感染者数が増加する可能性があるという。ただ衛生庁は、対策が進んでいることから感染者の拡大は抑制可能だと自信を見せた。広東省疾病予防抑制センターは公園の滑り台、ブランコなどの遊具は消毒されていない可能性が高いとして、しばらくの間子どもを連れて行かないようにと警告している。（翻訳・編集/KT）