<新語>「試客」「淘客」など、増え続けるネット用語に専門家が苦言―中国

Record China    2008年5月15日(木) 9時0分

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12日、中国国家言語資源監視研究センターと商務印書館が発表した「今年度の新語」に「試客」「淘客」などの「客シリーズ」と呼ばれるインターネット用語が選定され、物議を醸している。資料写真。

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2008年5月12日、中国国家言語資源監視研究センターと商務印書館が発表した「今年度の新語」に「試客」「淘客」などの「客シリーズ」と呼ばれるインターネット用語が選定され、物議を醸している。「上海青年報」が伝えた。

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今回の「新語」には、▽「試客」:ネット上で無料サンプルや試供品を請求する人▽「淘客」:オンラインショッピングサイト「淘宝網(Taobao)」で上手に買い物する人▽「職客」:ネット上で仕事の紹介をする人が選ばれた。選定基準は、主要メディアにおける使用頻度。数年前に選ばれた「黒客(ハッカー)」や「博客(ブロガー)」などは、すっかり市民権を得ている。

だが、専門家の間では、年々増え続けるこれら「客シリーズ」の新語に「伝統的な中国語を乱す」と苦言を呈したり、「時代の流れ」と肯定的に捉えたりと意見が分かれている。中国のネット事情にも詳しい著名な作家・陳村(チェン・ツン)氏は、「言葉というのは使う側が決めるもの」と肯定的な意見を示した。(翻訳・編集/NN)

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