Record China 2008年5月14日(水) 21時27分
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13日、欧州最大の華字紙「欧州時報」は、今回の胡錦涛主席訪日を肯定的に評価する評論を掲載。「新思考外交が具体化された」とし、「新たな歴史の始まり」と評価した。写真は胡主席と福田首相が非公式夕食会を行ったレストラン松本楼。
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2008年5月13日、ヨーロッパにおける最大の華字紙、パリの「欧州時報」は、今回の胡錦涛国家主席の訪日に関する評論を掲載した。評論の中では、今回の「暖かい春の旅は円満に成功、中日新思考外交が具体化された」と今回の胡主席訪日を評価する。中国新聞網による紹介。以下は評論の主な内容。
【その他の写真】
胡主席の訪日を振り返ると、3度の天皇との会見、福田首相との会談での成果など、日本政府による最高の待遇が提供された。それだけではなく、歴代首相や経済界要人との会談、奈良への訪問など友好的な歓迎ムードが見られた。
もちろん、こうした中、最も注目に値するのは「戦略的互恵関係の全面的推進に関する共同声明」。注目に値するのは、中国の発展は日本にとってチャンスであり、「脅威ではない」という文脈と日本の第二次世界大戦以降の発展は中国にとっては賞賛に値するという文脈が読み取れる点だ。こうした内容の声明が出されたことはアジア・太平洋地区のみならず「世界に影響を与えるだろう」。
また、今まで中国側は日本による侵略の歴史を問題にしてきたという事実がある。しかし、「共同声明」では「歴史を直視し未来に向かう」という文言があり、より前向きな姿勢が見られる。「今回の胡主席訪日は新たな歴史の起点となり、暖かな春の風は美しい花を咲かせた」と、評論はまとめられている。(翻訳・編集/小坂)
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