<四川大地震>投下の救援物資も破損!山間部の2万人、安否なお不明―綿竹市

Record China    2008年5月15日(木) 12時29分

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14日、四川省で12日に起こった大地震の被害状況が刻々と伝えられる中、同省綿竹市山間部の清平、天池、金花地区は完全に外部と遮断され、住民2万人の安否が依然として不明となっている。写真は四川省綿竹市。

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2008年5月14日、新華社通信(電子版)は、四川省で12日に起こった大地震で、同省綿竹市山間部の清平、天池、金花地区は完全に外部と遮断され、住民2万人の安否が依然不明となっていると伝えた。

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同市共産党委員会の蒋国華(ジアン・グオホア)書記によると、山間部の3地区とは地震後全く連絡がつかず、詳しい被害状況の把握や救援活動が大幅に遅れている。同地区には炭鉱やリン鉱山が多く作業員の安否が心配される中、清平地区から5時間かけて脱出した人からの情報が伝えられた。それによると、同地区では2000人以上が負傷したが薬がなく、空から投下された救援物資も大半は破損。食べ物や飲み物が不足しており、かなり厳しい状態だという。

それによると、天候が好転した14日午後、人民解放軍の兵士500人による救援部隊が少量の薬と食品を持って同地区を目指して出発した。15日には大量の救援物資をリュックに背負った第2陣が、現地入りする予定だと伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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