2017年9月20日、K−POPアイドルグループ「防弾少年団（BTS）」が、音楽ストリーミングサービスの世界最大手Spotify（スポティファイ）の「Global Top 50」に韓国の歌手として初めてランクインする快挙を成し遂げた。韓国・エクスポーツニュースが伝えた。

Spotifyによると19日（英国時間）、防弾少年団の新曲「DNA」が「Global Top 50」で50位に入った。このチャートは、全世界で発売されたアルバムのうち日間ストリーミング回数を基準に順位を決めるもので、韓国の歌手がランクインしたのは防弾少年団が初めて。

防弾少年団は今月18日にミニアルバム「LOVE YOURSELF 承 ‘Her’』を公開、米国、英国など世界73カ国でiTunes「トップアルバムチャート」1位、ノルウェー、ブラジルなど29カ国でタイトル曲「DNA」が「トップソングチャート」1位を記録する勢いをみせている。それだけではない。「DNA」のミュージックビデオは、韓国の歌手のうち最短期間で動画投稿サイトYouTubeの視聴回数2000万回を突破するなど、相次いで新記録を打ち立てている。

なお防弾少年団は今月21日、世界同時生中継のMnet「COMEBACK SHOW−BTS DNA」で、アルバムの新曲を初めて舞台公開する予定だ。

アイドルの華々しい活躍には特に韓国の女子の間で大きな反響が起こっているようで、記事には「Spotifyといえば国内のストリーミングサイトとは比較にならない。すごい！」「さすがレベルが違う」「紛れもないグローバルスターになったね！」「防弾少年団はどこまで成長していくのかな？怖い」と称賛するコメントが数多く寄せられ、「国威を上げてくれる君たちは愛国者だ」「防弾少年団は韓国の文化の発展にかなり貢献してくれている」との声にも多数の教官が集まっている。

また、韓国の音楽界について「韓国はやっぱり狭い。偏見はひどいしアイドルの曲はすべて下級レベル扱い。これでは発展できない」と警鐘を鳴らしたり、「韓国はフォークやバラードを好むけど、海外はトレンディーな音楽を好むんだね」など分析したりするユーザーもみられた。（翻訳・編集/松村）