韓国、中国の下半期最大の旅行ピークに一人だけ置いてけぼり、中国人は日本や東南アジアへ―香港英字紙

Record China    2017年9月21日(木) 19時20分

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21日、中国では10月1日から国慶節の8連休が始まるが、韓国は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる政治的緊張のために、この中国の下半期最大の旅行ピークを逃すことになりそうだ。写真は北京首都国際空港。

2017年9月21日、中国メディアの参考消息網によると、20日付けの香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国では10月1日から国慶節の8連休が始まるが、韓国は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる政治的緊張のために、この中国の下半期最大の旅行ピークを逃すことになりそうだと伝えている。

北朝鮮のミサイルに対処するため米国の最新鋭ミサイル防衛システムを在韓米軍に配備するという韓国の決定は、中国からの激しい抗議を呼び起こした。

今年上半期の中国人海外旅行者数は前年同期比5.1%増の延べ6203万人に達している。一方で、1〜7月に韓国を訪れた中国人旅行者数は前年同期から20.9%も減少し、延べ776万人にとどまった。

中国最大の旅行予約サイト、シートリップ(携程)は、600万人以上の中国人が海外旅行に出かけるとみられる国慶節の大型連休期間中、韓国を訪問する中国人観光客は前年比7割近く減少するとし、東南アジアが最大の「勝ち組」になると予測している。人気旅行先のトップ3はタイ、日本、シンガポールの順で、米国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリアロシアが続いている。

中国国営の旅行会社、中国国旅の関係者は「現時点で韓国への団体ツアーは提供されない」とした上で、「韓国への個人旅行は依然として許可されており、チケットやホテルは自由に予約できる」と語っている。(翻訳・編集/柳川)

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