<四川大地震>「72時間の壁」を過ぎた被災地、「今後の作業で挽回」―四川省

Record China    2008年5月16日(金) 12時22分

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15日、生き埋めになった被災者の生存率が急激に下がる「72時間の壁」を過ぎてしまった四川大地震の震源地[シ文]川県では、尚も懸命な救出作業が続けられている。写真は15日の四川省北川チャン族自治県。

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2008年5月15日、生き埋めになった被災者の生存率が急激に下がる「72時間の壁」を過ぎてしまった四川大地震の震源地[シ文]川県では、尚も懸命な救出作業が続けられている。中国新聞ネットが伝えた。

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中国地震局研究員で、元国家地震災害緊急救援隊隊長の徐徳詩(シュー・ドーシー)氏は、「地震発生後、交通の寸断や悪天候のせいで救援活動が遅れてしまった。だが現在は全ての被災地に救援部隊が到着している。72時間の壁を過ぎてしまったが、今後の作業で失った時間を挽回して欲しい」と述べた。

徐氏によると、76年に発生したマグニチュード(M)7.8級の「唐山大地震」では、地震発生後24時間以内に救出された人の生存率は約81%、48時間以内では53%になり、72時間以内では37%にまで下がった。だが水で空腹をしのぎながら17日間後に救出された人の例を挙げ、「まだまだ生存者は多数いるはず」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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