米朝の「言葉の戦争」が本当の戦争につながると懸念しているか=中国外交部が回答

Record China    2017年9月26日(火) 11時50分

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25日、中国外交部の陸慷報道官は定例記者会見で、北朝鮮と米国による「言葉の戦争」が本当の戦争につながることを中国は懸念しているかと問われ、「互いを挑発し合うべきではない」と述べ、両国に自制を求めた。

2016年9月25日、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は定例記者会見で、北朝鮮米国による「言葉の戦争」が本当の戦争につながることを中国は懸念しているかと問われ、「互いを挑発し合うべきではない」と述べ、両国に自制を求めた。中国メディアの中国網が伝えた。

報道によると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は23日、国連総会での演説で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と呼んだトランプ米大統領を「北朝鮮のロケットが米国本土に到達することを不可避にした」と強く非難した。これに対し、トランプ大統領は同日、「小柄なロケットマンの考えに同調するならば、彼らの先は長くない」とツイッターに投稿し応酬した。

陸報道官は、こうした「言葉の戦争」についてコメントを求められ、「中国は、朝鮮半島の現状を本当に懸念している。朝鮮半島の状況は非常に複雑で敏感で深刻だ」とした上で、「当面の急務は、関係国が国連安保理の対北朝鮮制裁決議を厳格に履行することだ。われわれは、関係国が互いを挑発し合うのではなく自制を保ち、対話を通じてこの問題の平和的解決を目指すことを望んでいる」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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