Record China 2008年5月17日(土) 19時15分
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17日、新京報は四川省綿陽市北川チャン族自治県で疫病発生のリスクが高まっていることを報じた。同市疾病予防管理センターは消毒などの対策を進めているが、必要な薬品が100t近くも不足しているという。写真は同県奥地から市民を救出する人民解放軍。
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2008年5月17日、新京報は四川省綿陽市北川チャン族自治県で疫病発生のリスクが高まっていることを報じた。同市疾病予防管理センターは消毒などの対策を進めているが、必要な薬品が100t近くも不足しているという。
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16日、新京報の記者は北川チャン族自治県を取材した。倒壊した家屋の下にはいまだ犠牲者が放置されたままとなっているが、遺体が腐敗し市街地には悪臭が漂っている。現在、人手が不足しており、とても遺体の処理にまで手が回らないのだという。
市疾病予防管理センターは各所の消毒を進めているほか、応急措置として遺体に消毒液を散布するなど伝染病予防に努めている。しかし現在備蓄されている消毒薬はわずか5tだが、消毒には約100tが必要と深刻な不足となっている。
同県を流れる澗河は腐敗した死体により川が汚染されている。また気温も急速に上昇していることから、日本脳炎、マラリア、コレラ、A型肝炎、腸チフスなどの伝染病が流行する可能性が高いと見られる。今後、地震対策は初期の救出作業から市民の健康確保という新たな難題に直面することとなる。(翻訳・編集/KT)
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