中国人は管理されるべきなのか?政府が検閲強化、人気アプリを遮断―米メディア

Record China    2017年9月28日(木) 10時20分

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27日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、中国が米フェイスブックのアプリ「ワッツアップ」への制限を強化している。資料写真。

2017年9月27日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、中国が米フェイスブックのアプリ「ワッツアップ」への制限を強化している。

創業者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏は中国市場への再進出を勝ち取り、中国語の学習を強化してきた。しかし、いくら親中姿勢をアピールしても、市場から閉め出される運命は避けられないようだ。

ワッツアップはフェイスブックにとって、中国に残された最後のサービスだった。同社は09年以降、中国市場から閉め出されている。中国では現在、画像共有サイト・インスタグラムさえ利用できない。中国は7月、ワッツアップでの動画チャットや画像などのやり取りを制限してきたが、文字情報は正常に送れていた。

また、中国当局は今月、10月18日に控えた5年に1度の中国共産党大会を控え、インターネット規制を回避するために利用されることが多い個人向けのVPN(仮想私設網)の規制に乗り出した。習近平(シー・ジンピン)国家主席は、中国は独自のネットを通じた発展路線を進むとして、独自のネット監視・管理方式を決めるとしている。

中国人は管理される必要があるかどうかの議論はもはや意味がない。個人のプライバシーと国家権力、安全と自由の境はどこにあるかが問題の核心だ。(翻訳・編集/大宮)

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