<四川大地震>放射能漏れの報告はなし―米国

Record China    2008年5月18日(日) 22時9分

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16日、米国務省報道官は、四川大地震による中国の核関連施設の被害を注視していることを明らかにした。現時点で懸念される兆候はないという。写真はぶん川県。

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2008年5月16日、米国務省のマコーミック報道官は四川大地震による中国の核関連施設の被害を注視していることを明らかにした。現時点で懸念される兆候はないという。環球時報が伝えた。

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AP通信によると、四川省内には核研究センター1か所、核燃料生産施設2か所、核兵器生産施設2か所が存在する。震源からは64キロメートルから140キロメートル離れており、現時点では放射能漏れなどの情報は伝えられていない。核兵器拡散防止問題専門家であるハーバード大学のマシュー・バン教授は核関連施設に耐震設計がなされていたかどうかが鍵になるとコメントしている。

中国核安全管理機構は地震発生後にただちに被災地の各施設を閉鎖、検査を実施したが放射能漏れなどの事故は確認されていないと発表している。アメリカはスパイ衛星などを通じ今後も核施設被害状況を注視するもようだ。(翻訳・編集/KT)

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