人民網日本語版 2017年9月29日(金) 6時30分
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10年に及ぶ共同研究を目的として、中国パンダ保護研究センターの「彩陶(ツァイタオ)」と「湖春(フーチュン)」が27日、四川省の臥龍神樹坪基地を出発してインドネシアに向かった。
10年に及ぶ共同研究を目的として、中国パンダ保護研究センターの「彩陶(ツァイタオ)」と「湖春(フーチュン)」が27日、四川省の臥龍神樹坪基地を出発してインドネシアに向かった。なお、パンダがインドネシアで飼育されるのは、今回が初めてという。人民網が伝えた。
出発前に、中国側は2頭のパンダのために、簡素ながらも心のこもった送別式を行った。駐中国インドネシア大使館のSoegeng Rahardjo大使が国家林業局に対し、2頭のパンダのインドネシア入国ビザを発給した。
2頭のパンダが現地での生活にしっかり順応できるよう、パンダ保護研究センターは経験豊かな飼育員と獣医をインドネシアに派遣する。彼らは、2頭が新居での生活に慣れるまで、インドネシアの専門家とともに丹精込めて彼らの世話をする予定。また、同センターは、インドネシアへの移動中のエサとして、2頭のために十分な量の竹と窩窩頭(トウモロコシ粉などで作った饅頭)を準備した。受入れ側のインドネシアのサファリパークは、2頭ができるだけ早く現地の環境に慣れるよう、あらかじめベテランの飼育員と獣医を同センターに派遣し、学習交流を行った。また、2頭のために面積4800平方メートルのパンダ館を建造した。(編集KM)
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