<四川大地震>各国からの義援金に順位付け、新華社報道に不快感―米メディア

Record China    2008年5月19日(月) 4時25分

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15日、米国の新聞が中国の新華社報道に対し不満を表す論評を掲載。四川大地震で各国から寄せられた義援金の額がランキング形式で発表されたことに不快感を示している。写真は17日、四川省綿竹市での救助活動。

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2008年5月18日、中国の「環球時報」は米国メディアが新華社の報道について不快感を示す論評を掲載したと報じた。

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15日付の米紙「McClatchy(マクラッチー)」が掲載した論評は、ヨハンセンを名乗る作者が「地震義援金でランキング」というテーマで書いたもの。四川大地震でアメリカが被災地義援金として50万ドルの第1次支援を申し出たことに対して、「新華社編集部は故意にサウジアラビアの5000万ドルの巨額支援と比較し、自社サイト上に順位をつけて大見出しで報じた」として不快感を示した。

「政府とは関係なく、コカ・コーラ社は500万元、ウォルマート社は300万元というようにアメリカの企業や民間団体27社は次々と中国への支援を積極的に表明しており、これらの金額が多いか少ないか判断してほしいものだ」とヨハンセン氏は記している。

「環球時報」は17日付の新華社報道を基に、米国政府からは50万ドルの支援のほかに70万ドル相当の援助物資が送られ、米国赤十字からは1000万ドル、米国企業からは1200万ドルを超える義援金と物資が中国に送られたと伝えている。(翻訳・編集/本郷)

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