<四川大地震>負傷被災民にガス壊疽感染、58例報告―四川省

Record China    2008年5月19日(月) 23時17分

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19日、四川省衛生庁によると、12日に発生した四川大地震の影響で58人のガス壊疽患者が発見された。ガス壊疽は、土壌や排泄物に潜んでいる菌が外傷から侵入する。写真は30人の負傷者を救った交通運輸部派遣のヘリコプター。

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2008年5月19日、四川省衛生庁によると、12日に発生した四川大地震の影響で58人のガス壊疽(えそ)患者が発見され、省内各所の医院で隔離治療を受けている。新京報の報道。

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ガス壊疽は、土壌およびヒトや家畜の排泄物に潜んでいるウェルシュ菌などのガス産生菌が傷口より侵入して発症する。筋肉を中心に体内組織にガスを発生させながら、急激に壊疽が進む。戦争や各種災害の後にしばしば発生する。

現在の58例ではいずれも適切な治療により患者の病状は安定しており、院内感染も発生していない。衛生部では被災地で医療活動に当たっている人員に対し、外傷を持つ患者との皮膚の接触を避け、感染予防に留意するよう呼びかけている。(翻訳・編集/愛玉)

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