2008年5月18日、四川大地震の震源地となったアバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川（ぶんせん）県に続く道路で復旧作業をしていた158人が、土石流にのみ込まれて死傷していたことがわかった。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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中国交通運輸部（省）の戴東昌（ダイ・ドンチャン）道路局長は中国政府のウェイブサイトで、17日と18日の2日間で復旧作業中の158人が死傷したことを明らかにした。戴局長によると、現場では余震や土石流が相次いで発生し、これまでに2台の作業車両と6台の輸送車両が土石流にのみ込まれた。これにより、車両に乗っていた約200人のうち158人が死傷したという。

被災地での復旧作業は、余震による土砂崩れなどで難航している。同州理県から[シ文]川県に続く道路ではマグニチュード（M）5級の余震が3度発生し、その度に復旧作業が振り出しに戻ったと伝えられている。（翻訳・編集/NN）