2008年5月19日、四川省教育庁は四川大地震の被害により大学入試の内容に調整を加えることを決定した。通知を発表し、各教育機関へ調整内容の告知と実施の徹底、安全面の確保を求めた。被災地での設備機械の破損から、2008年の大学入試ではリスニング試験が除かれることなどが決定された。20日付け華西都市報が伝えた。

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さらに、教育庁は入試に関する調整内容を全ての受験生や学校に告知徹底するよう要求。省内教育関連機関は調整内容方案に基づいて、迅速に大学入試に関する対応を行う。

また、試験の延期が必要な地区に対しては、延期のための方案とその予備案の策定を要求。建築管理部門には試験問題の保管室や試験会場、受験生宿舎に渡るまで安全性の確保を要求した。期日通り行われる場合でも、再度安全検査を徹底するよう求めた。

同時に、通達は国家教育部の大学入試管理規定に基づき、試験問題と答案の管理に対する徹底をしなければならない、とした。（翻訳・編集/小坂）