<四川大地震>専門家予想「08年GDP最大0.7%下落へ」―中国

Record China    2008年5月20日(火) 21時42分

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20日、中国紙『中国証券報』は19日、12日に四川省で発生した大地震の影響を受け、中国の08年GDPが0.2−0.7%下落するとの専門家の見方を掲載した。写真は地震発生直後の四川省成都市。

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2008年5月20日、中国紙『中国証券報』は19日、12日に四川省で発生した大地震の影響を受け、中国の08年GDPが0.2−0.7%下落するとの専門家の見方を掲載した。

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同紙によると、専門家は、大地震を受けて被災地周辺の経済活動が1カ月程度停滞するほか、四川省や周辺地域での消費動向にも大きな悪影響を与えると指摘した。一方、地震による影響は短期的なものにとどまるとみられ、被災地の復興作業が同地域での投資拡大を促すとしている。

中信証券のエコノミスト、諸建芳氏は、震災が第2四半期の中国経済と企業業績に悪影響をもたらすとして、08年GDPが0.2%下落すると予想。ただし、経済への影響は短期的で、第3、4四半期には正常な伸びを回復すると指摘した。また、中銀国際は08年GDPが0.4−0.7%下落するとの予想を発表した。

07年通年のGDP伸び率は11.4%で、07年までの直近5年連続で2ケタの伸びを示した。08年1-3月のGDP伸び率は10.6%となっている。(翻訳・編集/KS)

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