Record China 2017年10月13日(金) 18時50分
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13日、韓国で開かれている第22回釜山国際映画祭のオープントークイベントに女優・中山美穂が登場、韓国の実力派女優ムン・ソリと共に、「日本と韓国で女優として生きること」をテーマに語った。資料写真。
2017年10月13日、韓国で開かれている第22回釜山国際映画祭(BIFF)のオープントークイベントに女優・中山美穂(47)が登場、韓国の実力派女優ムン・ソリ(43)と共に、「日本と韓国で女優として生きること」をテーマに語った。
中山は今回、同映画祭のガラプレゼンテーション部門に出品された「蝶の眠り」(チョン・ジェウン監督。2018年春、日韓同時公開)で5年ぶりに映画主演を務め、12日夜行われたオープニングセレモニーにも出席した。レッドカーペットでのエスコート役は、同作で中山の年下の恋人を演じた韓国の俳優キム・ジェウク(34)だ。
キム・ジェウクとの優雅なツーショットやムン・ソリとの“競演”は韓国の多くのメディアが報じネット上でも注目されているが、ここで挙がる中山美穂の名に、まるで「枕ことば」のようにつく語がある。中山のドレス姿を報じる記事には「中山美穂“お元気ですか〜”」との見出し、ネットのコメントには「ジェウクの相手役は、お元気ですかの中山美穂だね」といった具合だ。
この「お元気ですか」、1995年公開の映画「Love Letter」(岩井俊二監督。韓国では99年公開)の名シーンで中山演じた博子が叫ぶせりふ。韓国ではすっかり流行語となっていて、中山美穂を知らなくとも「Love Letterのお元気ですか」と言えば分かる人が大勢いるようだ。
ムン・ソリもこの日、中山を初めて目にしたのは「『お元気ですか』と言っていた姿」だったと語り、「当時、岩井俊二監督の作品は韓国で公開されていなかったので苦労して(映像を)入手して見た」とエピソードを披露した。
また中山美穂自身も、「『Love Letter』が公開されて25年(発言ママ)もが過ぎた。それでも韓国の皆さんは私を見ると『お元気ですか』と叫ぶ。韓国での再上映を求める方たちがいてくれてうれしい」と語った。
そして会場のファンから求められ中山がこの日も「お元気ですか」と呼び掛けると、会場からは「元気です!」との返事が。この様子を報じたメディアの記事にもネットユーザーからハングル表記で「お元気ですか〜」「お元気ですね〜」といったコメントが寄せられたほか、「今も美人だね」「きれいに年を取ったなあ」「またあの作品を見たい」「『Love Letter』は今見てもまったく古い感じがしないと思う」など、韓国の中山人気、「Love Letter」人気を再認識できる声が集まっている。(編集/吉金)
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