Record China 2017年10月16日(月) 12時10分
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16日、韓国メディアによると、欧州遠征で2連敗を喫したサッカー韓国代表の申台竜監督が15日に韓国に帰国した際、仁川空港にはふがいない試合内容に激怒したファンらが押しかけた。写真は仁川空港にある韓国の国旗。
2017年10月16日、韓国・SBSによると、欧州遠征で2連敗を喫したサッカー韓国代表の申台竜(シン・テヨン)監督が15日に韓国に帰国した際、仁川空港にはふがいない試合内容に激怒したファンらが押しかけた。ファンらは「韓国サッカーは死亡した」と書かれた横断幕を掲げるなどして抗議デモを行い、現場は一時騒然となったという。
インターネットの韓国サッカーコミュニティ会員らは15日、喪章を腕につけて「韓国サッカーは死亡した」と書かれた横断幕を掲げ、サッカー協会の総辞職とフース・ヒディング監督の登用を求めるデモを行った。サッカー協会は衝突を避けるため、申監督を別の出口に案内し、空港で行う予定だった帰国会見も場所を変更して行わざるを得なかったという。
外国コーチ陣候補との面接やロシアW杯のベースキャンプ地の視察を終えて帰国した申監督は会見で競技力の不足を認め、「変わった姿を見せたい」との覚悟を明らかにした。また、ファンらの抗議デモについては「気分は非常に良くなったが、彼らもサッカーを愛しているのだと考え、さらなる努力をする」と述べた。
これについて、韓国のネットユーザーからも「ここまで来たら辞任するべきでは?」「最後の最後まで醜い姿をさらさないで」「信頼回復は不可能」「顔も見たくない」「国民のサッカーを死亡させた集団。罰を受ける覚悟をしておけ」「朴槿恵(パク・クネ前大統領)の次に面の皮が厚い」など申監督らに対する厳しい言葉が寄せられている。
また、「もっと厳しい批判が必要だ。みんなでろうそくを持って集まろう」「サッカー界にも成果によって年俸が変わる制度を導入してほしい。そうすれば必死に勝とうとするだろう」などと主張する声も。
一方で「申監督を信じている。批判に負けずに頑張ってほしい」との応援コメントや、「監督やコーチの能力より大事なのは選手たちの能力。現在の韓国サッカーの最大の問題は選手たちの技量不足」「今こそ国民の団結が必要な時。文句を言う人は見なければいい」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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