<四川大地震>被災の故郷に戻るため29人を釈放―広東省

Record China    2008年5月22日(木) 19時43分

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20日、広東省広州市の潭崗労働教育所で四川省籍の収容者29人が地震被害を受けて刑期を繰り上げて故郷に帰ることを認められ、500元の慰安金が供与された。写真は什●市(●は「方」の右におおざと)市。農業再開のため救助隊が協力している。

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2008年5月20日、広東省広州市の潭崗労働教育所で四川省籍の収容者29人の釈放記念式典が挙行された。地震のため刑期を繰り上げて故郷に帰ることを認められたもので、一人当たり500元(約7000円)の慰安金も供与された。四川オンラインが伝えた。

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中国では通常の刑務所以外に強制的な労働を課される労働教育所があるが、悲惨な地震災害の報道は収容所内にも伝えられた。刑に服している収容者たちは財産はあまりないが、少しでも被災地の助けになりたいと募金活動が始まった。広州市内9か所の労働教育所収容者から計14万6000元(約204万円)が募金されたという。

収容所も故郷が被災した収容者に便宜をはかった。潭崗労働教育所では180人もの四川省出身者のために無料電話を提供。また規則にのっとり刑期が3か月未満の収容者を釈放、慰安金500元(約7000円)を供与した。(翻訳・編集/KT)

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